「最も悲惨な死を遂げる一番の悪役…それが私。」
あなたは、
『正統派悪役令嬢の裏事情』
という作品をご存じでしょうか。
平凡な大学生が転生した悪役令嬢を中心に、
交錯していく4人のラブロマンスです。
今回は、『正統派悪役令嬢の裏事情』の作品情報・あらすじ、
そしてどのサイトで読めるのかご紹介していきます！
『正統派悪役令嬢の裏事情』作品情報
タイトル：正統派悪役令嬢の裏事情
作家：FlowingHonEy
出版社：RIDI
- ファンタジー
- 転生・異世界
- 魔法系
- 恋愛
- ロマンス
- 神・精霊
- 人外・怪物
- 恋のライバルをギャフンと言わせるヒロインが見たい方。
- 浮気やヒロイン同士の泥々な争いが起こる愛憎劇が見たい方。
- 颯爽と現れヒロインを助ける相手役が見たい方。
- 気付いたら恋の連鎖に巻き込まれるヒロインが見たい方。
『正統派悪役令嬢の裏事情』あらすじ・概要
不幸にも若くして事故死してしまった平凡な大学院生の私。目を覚ますと、生前読んでいた恋愛小説の世界の登場人物に憑依していることに気付いてしまった。それも悲惨な結末を迎える極悪令嬢「セリア」に。このままでは小説の通り、ヒロインを愛するヒーローたちに殺されてしまう運命。今度こそ幸せな人生を全うするためになんとしてでも生き残りたいセリアは、過去の悪行も改めたし、サブヒーロー・カリスと婚約もした。これでヒーロー・ルシェが原作のヒロインとうまくいけばハッピーエンディング…だったはずなのに!?
めちゃコミックより引用
無事に生還ルートに入ったようですし、
もう安心なんですよね…？
物語にアクシデントは付き物です！
セリアにも予期せぬ出来事が多々起こってしまうんです。
『正統派悪役令嬢の裏事情』見どころポイント
- ルシェの気持ちや態度から少しずつ惹かれていってしまうセリア。
- 自分の氷のような心を溶かしてくれるセリアのことを溺愛するルシェ。
- 聖女であるリア以上にシュテルンとして活躍し、周りを惹き付けていくセリアの姿。
- 過去の過ちにより、距離が離れてしまうも、セリアのことを想い続けるカリス。
- セリアを引きずり下ろし、自分が主役になるべく暗躍するリナ。
『正統派悪役令嬢の裏事情』推しキャラ紹介
私の推しキャラは「アビゲール・オリアン」です。
初めて聞く名ですね。
どのような人物なのでしょうか。
セリアの護衛騎士ですね。
ではアビゲールの魅力をご紹介致しましょう。
まずは軽いプロフィールからご紹介致しましょう！
黒髪に黒い瞳が特徴的な青年。
普段は優しく温厚な性格。
セリアからは愛称「ビビ」の名で呼ばれる。
元暗殺者の経歴を持ち、
セリアに身の危険が降り掛かった時には、
時折ゾッとする表情を見せます。
そんな彼の魅力は3つあります。
ビビの魅力①セリアの身を第一に考えてくれるところ
1つ目は、セリアの身を第一に考えてくれるところです。
自分も寒さで震えている中、
自分の上着をセリアに掛けてあげたり、
セリアが倒れて寝込んでしまった時には、
セリアの目覚めを誰より傍でも祈ります。
そんなビビの姿からは、
護衛騎士としての立場以上に、
セリアのことを考えているということが伝わります。
ビビの魅力②セリアを貶めようとする者がいれば本気で怒ってくれるところ
2つ目は、セリアを貶めようとする者がいれば本気で怒ってくれるところです。
セリアの結婚式に姿を現すことは無く、
2人で逃亡を図ったリナとカリスに対して、
強い怒りを見せるビビ。
カリスの騎士に決闘を申し込んだり、
リナとカリスに本気の殺意を抱くビビの姿は、
普段の温厚な一面からのギャップもあり、
かっこよくそして頼もしいです。
ビビの魅力③セリアの良き相談相手であるところ
3つ目は、セリアの良き相談相手であるところです。
カリスの裏切りによるトラウマ、
リナにルシェを奪われてしまうかもしれないという恐怖から、
ルシェと壁を作ってしまうセリア。
そんあセリアの傍で、
悩みを打ち明ける相手として居てくれる姿には安心しますね。
セリアがビビにだけ特別強い信頼を見せる姿から、
ビビが心を開くことができる存在だということが伝わってきました。
以上、私が感じるビビの魅力となります。
『正統派悪役令嬢の裏事情』ネタバレ・感想
作品を彩る4人の登場人物
当作品では4人の登場人物が中心となって物語が進んでいきます。
- 悪役令嬢「セリア・シュテルン」
平凡な大学生だった女性が亡くなってしまい、転生した姿。
緑色のロングヘアーに青色の瞳が特徴的で、
神の力を譲り受けた特別な神聖力を持つ「シュテルン」の称号を持つ。 - 聖女「リナ」
小説内においての正ヒロインで、
異世界からやって来たと言われる聖女。
茶色髪に黄色の瞳が特徴的で、
セリア以上に強力な神聖力を扱うことが出来る。 - 侯爵「カリス・ハネトン」
金髪碧眼に甘い顔立ちが特徴的な男性で、
小説内においての役割はリナの2人目の相手役。
神の力を持つ十七家門の内のひとつハネトン侯爵家の当主であり、
聖女リナの保護者として任命される。 - 大公「ルシェ・ベルク」
カリスと同じく十七家門の内のひとつベルク家の当主であり、
グリック帝国の大公。
銀色の髪に赤い瞳そして整った綺麗な顔が特徴的な男性。
無神経でデリカシーが無く、
思ったことをすぐ口に出してしまう。
小説内においてはリナの相手役として結ばれ、
ハッピーエンドを迎えることとなる。
本来のシナリオとは違う展開となる4人のラブロマンス。
愛憎劇と言っていいほどどろどろなシーンも描かれており、
幸せを掴むのは誰になるか楽しみです。
生まれ変わった「セリア」
セリアは殺されてしまう未来を回避するため、
過去の振る舞いを見直し改善しようとする。
そして生まれ変わったセリアの優しさに触れた、
カリスと恋に落ち婚約を誓う。
リナやルシェの近くに居ると、
シナリオに巻き込まれてしまうことを危惧したセリアは、
カリスと式を挙げた後、
遠くの地での結婚生活を夢見る。
しかし、シナリオの強制力により、
ルシェやリナと関わっていくことになってしまう。
何度も絶体絶命の状況を迎えるセリアですが、
その度に「死にたくない」という強い意志を感じることができます。
セリアには無事に生き抜いて、
ハッピーエンドを迎えて欲しいですね。
聖女「リナ」シュテルンへの覚醒
シュテルンの力による浄化作業により、
周りからの株を上げていくセリア。
そんな様子を影ながら見ていたリナは、
セリアのシュテルンという称号を羨ましく思う。
そしてリナは身を危険に晒す強引な方法で、
シュテルンの称号を得る方法を試みるのであった。
聖女いや悪女であるリナの一面が見え始める重要なシーンでしたね。
ここから「自分を中心に物語が回っている」という、
我が強く欲深いリナの姿がどんどん描かれていきます。
対立する「ルシェ」と「カリス」
シュテルンとして目覚めたリナだが、
身体への負担が大きくしばらく寝込んでしまう。
保護者として寝込んでしまっているリナに、
付きっきりで面倒を見るカリス。
誰の目から見ても分かるように、
2人の姿はまるで恋仲のようだった。
カリス達の姿を目の前にしてしまったセリアは、
失意に暮れてしまう。
そんな時、ルシェがセリア達の前に姿を現れる。
胸を痛めるセリアの姿を目撃したルシェは、
カリスに「はたから見ると君の婚約者は聖女だと思われるぞ」と言い放つ。
そしてセリアをカリスから遠ざけるために、
セリアの手を引きその場を離れる。
悪評を払拭し、
身を粉にして毎日シュテルンとして働くセリアの姿を見ていたルシェとセリアは、
この事件をきっかけに距離を深めていくことになる。
ルシェに自分の在り方を問われ反省したカリスは、
セリアともう一度向き合うために、
謝罪の言葉を伝えようとセリアの元に駆けつける。
しかしそこには、良い雰囲気の中、
楽しそうに話すセリアとルシェの姿があった。
セリアのことをそっちのけで、
リナと仲睦まじくしているカリスにようやく制裁が下りましたね。
根は悪い人では無いのですが、
だからこそ余計にカリスの行動が目に付いてしまいますね。
「セリア」と「カリス」の結婚式
シュテルンの称号を持つ者、
またその婚約者が結婚式を挙げる際には以下の制約が設けられている。
- 帝国の神聖な存在であるシュテルンは、婚約の誓い等の重要な儀式の場所が指定される。
- 結婚式が予定通り執り行なわれ無い場合、シュテルン及び婚約者は命を落とす。
リナとの関係を終わらせ、
セリアと再び歩み、
共に式を挙げることを誓うカリス。
しかし、式の当日になってもカリスは姿を現さず…
おもわずカリスー！！
と叫んでしまいたくなる展開でしたね。
式が予定通りに進まず、
吐血するセリアの姿はとてもじゃないけれど、
見ていられませんでした…
大公妃候補「セリア」
結婚式当日に姿を現さなかったカリス。
体内の神聖力が爆発し始め、
限界を迎えようとしていたセリア。
そんなセリアの前にルシェが現れる。
自分の命がここまでだと悟り、
悲しむセリアの姿を見たルシェは、
その場で臨時の婚約をしてしまうのであった。
かろうじて命を取り留めたセリアであったが、
臨時の婚約とは言え、
ルシェの婚約者となってしまった為に「大公妃」となってしまう。
突然ルシェとの共同生活が始まり、
戸惑いながらもどこか居心地の良さを感じるセリア。
しかし、そんな2人の前に婚約をし合ったと言うリナとカリスが現れる。
成り行きでパートナーが入れ替わってしまった4人が、
一同に介する気まずさと言ったら…
もうハラハラ物でしたね。
そして立場や環境が変わった4人の心境の変化を、
同時に堪能できる展開の満足度は、
文句の付けようがありませんね！
『正統派悪役令嬢の裏事情』はどこで読める？
こちらの作品はどちらのサイトで読むのがおすすめでしょうか？
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『正統派悪役令嬢の裏事情』は、
めちゃコミックにて現在、
独占先行配信されている作品になります。
そしてページ表示ではなく、
コマ割り表示のため、
端末の大きさを選ばずに読み進めていくことが出来ます。
おわりに
ご読了ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
下記4人が交錯するラブロマンスの行方はどのような結末を迎えるのか。
- 亡くなる未来を回避し幸せに余生過ごしたい「セリア」
- 自分が主役になる未来に障害となるセリア達に苛立ち・憎しみをぶつけようとする「リナ」
- 自分が起こした過ちにより、一度は掴んでいたはずの幸せを手放してしまった「カリス」
- 過去の悪役令嬢から生まれ変わったセリアに惹かれ溺愛していく「ルシェ」
続きが気になる作品『正統派悪役令嬢の裏事情』をぜひともご覧あれ！
